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夏はアウトドア・秋冬は四万十川源流域、森の国松野町にて自然薯の栽培をしています。森の国の肥沃な斜面を利用して全て手作業で1本1本植付と掘り起こしを行っています。“究極の野菜”と呼ばれる山の幸をぜひ一度ご賞味ください。

【山芋とは?】
日本原産で、山で自生する自然薯の事です。長芋には出せない、独特な味わい風味などが人気で、すりおろして温かいご飯と一緒に食べたりして山里では昔から親しまれてきました。
※山芋と自然薯は同義語ですが、長芋とは全くの別物です。よくスーパーで見かけるのは“長芋”です。

【松野黄金芋(マツノゴールド)とは?】
山に自生する山芋は山中で夏の間ひっそりと地中に根を張り自生しています。これを収穫するのは大変な作業が必要で、山芋を傷つけないように地中深くまで手作業で掘り進める必要がありました。今から約10年程前、四万十源流の里、森の国の肥沃な大地を利用して、地元農家の方々が自然薯栽培を初めました。松野黄金芋は、1本1本手作業で植え付け・掘り起こし・出荷までを行う希少な商品です。

【なぜ栽培を始めたのか?】
10年をかけて出来た森の国の特産品ですが、栽培の難しさや繊細さなどもあり、この幻の自然薯「マツノゴールド」を栽培する農家さんは年々減っていました。弊社は、夏利用させて頂いている四万十の恵みをもう一度利用させてもらい、農業振興にも取り組んでみたい。森の国松野町の魅力をもっともっとPRしていきたい。そんな思いから、ガイド有志で集まり、自然薯栽培を始める事にしました。

【栽培に対するこだわり】
もともとは山で自生しているものですから、山の環境にどれだけ近づけるかが重要でした。斜面の角度や畑に入れる土の種類など先輩方の指導も仰ぎつつ、独自のブレンドも行いました。山芋は砂などの水はけのよい土地を好むため、色々な種類の川砂を購入してその上には森の国で育った肥沃な肥料をたっぷりと被せました。

【マツノゴールドの特徴】
マツノゴールドの特徴は粘りが抑えられたさっぱりとした味わいです。自生している自然薯は粘りがひじょうに強く、だし汁などで溶きながら時間をかけてとろみを薄めていく必要がありますがマツノゴールドの場合にはおろし金などですればそのままごはんに掛けて食べることが出来ます。もちろん、天然の自然薯に負けない風味と味もあります。また、通常の自然薯では処理しないひげ(小さな根)の処理も1本1本手作業で行っております。